平成26年度 独立行政法人 福祉医療機構社会福祉振興助成事業

精神障がい者地域移行・地域定着支援 全国セミナー

主催:  一般社団法人 障がい者福祉支援人材育成研究会

「精神障がい者ピアサポート専門員養成研修」企画委員会

共催:         一般社団法人 支援の三角点設置研究会

はじめに


私たちの国では、精神科病院における病床数の多さと入院日数の長さは、他の国々に比べて非常に多いです。その流れを大きく変えようと、平成26年「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策の今後の方向性」が厚生労働省より公表されました。その中ではピアサポートの活用を今まで以上に取りあげられています。


 ・ピアサポーターの育成や活用を図る。

 ・入院中の精神障がい者の方にピアサポーターや外部の支援者等と交流できる機会を増やす。

 

 そこで、精神障がい者当事者を「精神障がい者ピアサポート専門員」と言う専門職として養成し、様々の場所で活躍できるたように、幅広い関係者の方々に知って頂こうと、当セミナーを開催致します。すでにピアとして働いていらっしゃる方やピアスタッフやピアサポート等の活動に興味のある当事者の方、また医療福祉等幅広い関係者の方、是非ご参加頂けます様、お願い致します。



【会場】 タイム24ビル  研修室203  住所: 東京都江東区青海2-4-32

           

申込多数頂き、誠に有難うございます。

申込者様多数につき、同一施設内ですが、「HALL1」より「研修室203」へと、会場を変更させて頂きましたので、当日は、ご注意下さいますようお願い申し上げます。


【日時】 平成27年2月11日(水) 9:30~17:00 (受付開始予定 9:00)

 

【対象 ピアサポート専門員養成研修受講者及び、ピアサポート等に関心のある当事者の方

 

【参加費】 無料

 

  また、下記に該当する方も対象とさせて頂いておりますが、申込先が

   共催団体:一般社団法人 支援の三角点設置研究会宛

   へのお申込みとなります。 

 

    支援の三角点設置研究会HP(外部リンク)

 

 「支援の三角点設置研究会」宛 申込対象者

   地域移行支援に取り組む相談支援事業者、福祉サービス提供事業所、病院、保健所、

   精神保健福祉センター等の行政及び関心のある人  

 

【定員】 150名

 申込多数のため、残席が僅かとなりました。ご参加ご希望の方はお早めに申込下さい。

 

【申込締切】 平成27年2月6日(金) 17:00

 

 

無事、終了致しました。

  多数のお申込とご参加、誠に有難うございました。

 

 

ピア(当事者の方)専用 全国セミナー申込書
全国セミナー申込書.xlsx
Microsoft Excel 19.3 KB

 ========================================

なお、申込手続きは、ウェブ上のフォームからも可能となっております。

フォームからのお申込み手続きをご希望の方は、下記リンクから、ご入力をお願い致します。

 

全国セミナーお申込フォーム

 

※フォームよりお申込み頂けます方は、ピア(当事者)の方のみとなっております。 

========================================


【進行表】

9:30~ 9:355分)

【開会】挨拶 内布智之・門屋充郎

【行政説明】

9:35~10:1540分)

~今後の精神保健医療福祉政策について(仮題)

講師:厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 藤井康弘部長 

【オープニングセミナー】

10:15~11:1560分)

~平成30年を見据えて着目すべきこと~

 講師:岩上洋一(一般社団法人 理事)

総合支援法の見直しに加え、平成30年にはトリプル報酬改定及び障害・介護・医療計画の作成が必要となる。そこに向けて精神障害者の地域生活支援の推進のためにどのようなことに着目すべきか論点整理を行うと同時に、その中でピアスタッフの役割について述べていただきます。

11:15~11:3015分)

 休憩

【セッションⅠ】

11:30~12:3060分)

~ピアの専門職としての未来を語る~

進行:内布智之(ピアサポート専門員養成研修委員長)

シンポジスト:伊藤嘉彦、引地はる奈、原田幾世、柳尚孝

ここ10数年、精神保健医療福祉分野ではピアサポーターとして活躍する場が広がりその役割が期待されています。私たちはボランティアから次のステージとしてピアスタッフとして雇用が保障されることが必要と感じています。ここではピアスタッフが専門職として「働く」仕組みについて考えます。

12:30~13:3060分)

昼休憩

【セッションⅡ】

13:30~14:2050分)

~大臣指針を実現するための医療スタッフの役割とは~

進行:東美奈子(日本精神科看護協会)

シンポジスト:鈴木司(ピアサポート専門員養成研修委員)

シンポジスト:加藤征樹(森病院) 

シンポジスト:荻原喜茂(日本作業療法士協会事務局長)

病院の構造改革がすすみ、大臣指針にかかれた風景は我が国に広がっていくのでしょうか、実現するためにそれぞれの病院の専門職がすべきことはなんでしょうか、それぞれの立場から4年先の見直しまでに取り組むべきことを明らかにして頂きます。

14:20~14:3010分)

休憩

【セッションⅢ】

14:30~15:2050分)

~より良い精神保健医療福祉体制をデザインする~

進行:有野哲章(幸手保健所)

シンポジスト:磯田重行(ピアサポート専門員養成研修委員)

シンポジスト:加藤由香(訪問看護ステーション)

シンポジスト:吉野智(基幹相談支援センター)

地域(福祉)は、病院への頼り方を間違っていませんか?

地域で本当に必要なチームを作っていますか?

そのチームは、ご本人のために役立っているのでしょうか?

ここではご本人のために役立つチームの作り方と共有する仕組みの必要性について考えていきます。

15:20~15:3010分)

 休憩

【ファイナルシンポジウム】

15:30~16:4575分)

~平成30年に向けてのロードマップをえがく~

進行:岩上洋一(支援の三角点設置研究会)

シンポジスト:内布智之(ピアサポート専門員養成研修委員長)

シンポジスト:吉川隆博(医療)

シンポジスト:金川洋輔(福祉)

助言者:藤井康弘部長(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部)

総合支援法の見直しが目前に迫り、平成30年度には障害・介護・診療報酬のトリプル改定が予定されています。各分野で活躍しているシンポジストの目に、地域移行の未来はどう映っているでしょうか。

このビックチャンスを見過ごしますか?活かしますか?是非、活かしたいという皆さんとこの3年間のロードマップを描いてみたいと思います。

【閉会】16:45~17:0015分)

閉会及びアンケート及び会場内片付け